熊本県ＪＡ葬祭事業連絡協議会は、熊本県警が推奨する反射材タスキを入れた会葬返礼品の取扱を始めました。
　葬儀・通夜は命の大切さを実感する最も身近な機会であり、参列者にも高齢者が多いことなどが理由で、県警の交通事故分析結果によると、秋から冬にかけて、夕暮れ時の歩行者対車両の交通事故が多発するとのこと。また、夕暮れ時から夜間に発生した歩行者対車両の交通事故における反射材の非着用率は９８％で、夕暮れ時の歩行者対車両の死亡事故では高齢者の被害者が９０％以上にも上ります。
　同協議会の本田康彦会長は「反射材の更なる普及と着用促進に貢献し、事故が少しでも減ってほしい」と願いを込めています。反射材タスキ入りの会葬返礼品を扱っているのは、熊本県下１３ＪＡ・会社の３７斎場で、タオルや封筒とセットになったものが３種類あります。