熊本パールライス(株)とＪＡ熊本市は、熊本市内の圃場で親子稲刈り体験会を行い、６月の田植え体験会に参加した親子など１４組５２名が参加しました。田植え・稲刈りを通じて熊本県産の農畜産への関心を高めてもらい、安全・安心な農畜産物の地産地消と消費拡大につなげることを目的に毎年開いています。
　熊本パールライス(株)の児玉静二社長が「自分の手で収穫して、収穫の喜びと食の大切さを感じてほしい」と挨拶し、参加した親子はＪＡ熊本市営農支援センターの澤井哲郎係長から稲の持ち方や鎌の使い方の説明を受けた後、およそ５㌃の圃場に実った「くまさんの力」を１株ずつ刈りました。参加した児童からは、「鎌を使うのが難しかった。お米を作るのは大変だと感じた」「自分で田植え、稲刈りをしたお米はどんな味か楽しみ」など、収穫の苦労と喜びを感じる声が聞かれました。収穫したお米は、熊本市高平のyou+youくまもと農畜産物市場内にある同社直営店舗「熊水乃蔵(ゆうすいのくら)」で１１月上旬に数量限定で販売する予定です。