ＪＡ熊本経済連は２月８日、経済連７階ホールで第１２回ＪＡ熊本経済連グループ自己研鑚セミナーを開き、役職員およそ２４０名が参加しました。セミナーは、ＪＡ熊本経済連グループ職員・従業員のレベルアップを図るため、また、外部環境の変化に対応し得る意識啓発のため、毎年２回開催しています。
　第１部では、ＪＡ－ＩＴ研究会副代表委員・全国ＪＡ人づくり研究会副代表委員・特定非営利活動法人「アグリネット」理事長の黒澤賢治氏が「農を中核とした地域再生～個別経営体最適・ＪＡ最適・地域最適をめざした地域総ぐるみ営農振興戦略の実践～」と題して講演を行いました。黒澤氏は「生産者手取り最優先・ＪＡ営農経済事業の自己完結」をめざした総合営農システムづくりと営農主要事業が果す地域最適の機能づくりを実現していくために、販売事業・購買事業など各事業で取り組んで行くべき内容などについて説明。第２部では、株式会社インソースの河津佳江氏が「メンタルヘルス講演」を行い、メンタルヘルスの現状調査分析内容の提示やストレスのない環境づくりの形成を目指す考え方を示しました。セミナーに参加した受講者からは「組織全体でメンタルヘルスに対する理解を深め、互いに注意喚起することが重要だと感じた」との意見が聞かれました。