JA熊本経済連園芸集送センター落成式
一覧へ戻る[2013-06-10]
6月3日、JA熊本経済連園芸集送センター施設整備工事の落成式を熊本市内のホテルで行いました。JAグループ代表や行政関係者、工事関係者などおよそ80名が出席し、施設の落成を祝いました。
同センターは、県内野菜産地の振興を図るための広域的な集出荷施設として、出荷コストの低減や大量出荷体制の確立、安定供給、安定販売を図るため、本県の北部・南部にそれぞれ第一・第二園芸集送センターとして設置。生産者の高齢化や生産コストの高止まりなどによる生産面積の減少や、出荷選別の負担増大が懸念され、利便性と選果機の選別処理能力の向上を図るため施設整備を行いました。
第一園芸集送センター(熊本市北区植木町)は、老朽化した施設の建て替えを行い、新たな長物(ナス、キュウリ、レイシ)選果機を導入。1時間当たりおよそ3万2200本の選果が可能となりました。
第二園芸集送センター(宇城市松橋町)は、2011年に最新の選果機を導入しましたが、基幹作物であるミニトマトの作付拡大に伴い、荷受・選果量が増加傾向にあり、製品の裂果対策・品質保持のため、予冷庫の設置と空コンテナ置場の拡張を行いました。
今回の施設整備により、統一した出荷品質の更なる安定化を通じて、熊本県産ブランドの確立に努めてまいります。