４月１２日、益城町の経済連茶入札場で平成２５年産一番茶の初入札会を開き、１ｋｇあたりの最高値は２万円（前年比５，５００円安）、平均単価５，３０１円（同９３５円安）で取引されました。今年は７１点、１，０３１．９ｋｇ（前年６０点、８５５．５ｋｇ）が出品され、指定茶商２２社が色、味、香りを確かめ入札しました。
　本年産は、冬季に極端な低温がなかったことで芽つぶれがなく、葉色の緑色が強く、全般的に生育良好と見られています。また、気温の推移からも十分な休眠が得られているものと推察され、芽揃いが良く、色、味、香りの三拍子揃った良質な新茶が期待できそうです。県内においては、『さきみどり』『さえみどり』といった早生品種から摘採が開始され、中生品種の『やぶきた』へ摘採を移行し、５月の連休明け頃に最盛期を迎える見込みです。

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