熊本県経済連茶生産流通協議会は八十八夜である５月１日、熊本市の藤崎八旛宮神官による、献茶祭「新茶豊穣感謝祭」と新茶まつりを熊日会館びぷれす広場で行いました。
 神事で熊本県産の新茶を奉納し、県煎茶道連盟が新茶をたて献茶を行った後、関係者が玉串を捧げ本年産茶の豊穣と生産安定を祈願しました。
 献茶祭のあとに行われた「くまもと新茶まつり２０１２」では、茶摘み用のかすりの着物を着た職員らにより、新茶生葉の天ぷらの試食や新茶の試飲、今年の初摘み新茶３００袋の無料配布などが行われ、多くの来場者でにぎわいました。また、日本茶インストラクターによるおいしいお茶の淹れ方のデモンストレーションも行われ、試飲した来場者からは、「甘みが感じられて美味しかった。少し丁寧に淹れるだけでこんなに味が変わることに驚きました」との声が聞かれました。
　また、介護老人保健施設「かなこぎ苑」の伊東山施設長と「城北幼稚園」の園児らへ新茶の贈呈式も行われました。